阿呆ロートルの独り遊び

ほとんどはDIYでカスタムしていった単車の備忘録です

今日はFGでお仕事さっ! 九州道に上げるぞぉ~っ!

目出度く公道復帰から1000km走破しました。

良くも悪くも優等生のVTです。ワクワク感に乏しいです。

午後からは九州道に上がって、中距離高負荷運転でいぢめて見ようと思いますが、昨年まで乗っていたF2Hと中身はほとんど変わらないので退屈かもしれません。

そういえば、MC15とMC08、MC20のイグナイタは形状からコネクタまで別物です。

更に、FG、VTZは共通ですが、F2Hとは異なります。エンジン自体はMC15Eで車体互換性も高い両車ですが、そういうところが違うのは改善されたのかコストダウンの餌食になったのか。

それよりも新電源製の悪名高いレクチを移動させるとか、耐久性の高いものに変更してくれた方が、ユーザー思いだと思うんですけどね。ま、レクチは配線読めれば流用も簡単なんで、オイラはどうでもいいですが、普通のユーザーさんがいきなりレクチ炎上となれば、パニくってVT放出ともなりかねないですよね。

垢男爵のロードサービスで自走不能に陥ったVTを修理引揚させて、驚愕の見積もりと、「VTは電気系統弱いですからねぇ~」という、困惑させる決まり文句を突き付けて20000円も出せば御の字で買い叩くことでしょう。そして気が付けば自分の可愛がっていたVTが、どこかの店舗で278000円の値札を付けて晒されることになるでしょう。(実話です。知合いの女の子のVTが福岡県内でやられました。)

うーぱー諸氏に限って、こんなブービートラップに掛かるような間抜けはいないと思いますが、不幸な別れをしなくて済むように知識として持っておいてください。

単車を手放す理由はいくらでもあるでしょう。

でも、無知やスキル不足が理由で、好きなものを諦めるほど哀しいものはありません。満足するまで沢山一緒に走って、想い出がおなか一杯になって、更に上を目指した乗り換えがベスト。生活の理由で維持出来なくなるのは仕方のない必然。修復不能なほどダメージを受けるような事故に巻き込まれれば不運。整備不良で焼き付かせて破壊したなら反省して下さい。

ただのユーザーなら、一時の熱で通り過ぎればいいことです。飽きれば降りればそれで終わり。

でも、うーぱーはオーナーでありライダーです。メカニックでもあります。

それぞれのマシンへの想いがあって、ずっと添い遂げる生活こそが理想だと思います。オイラはしょっちゅうマシンを入れ替えますが、一通りやりたいことをやり尽くした上で次の相棒を探します。楽しませてくれたマシンは決して業者に卸したりしません。欲しい人に乗り続けてもらうことを願いつつ嫁に出します。

これには理由があって、オイラの年間走行距離が尋常ではないため、寿命が極端に短くなってしまうからです。半年1万キロ以内で後継者に渡すことで、良好なコンディションのマシンが走り続けられると考えるからです。複数台の所有も同じ理由です。1台に負担を集中させないため、ステージに合わせた選択をしています。

そういえば、荒天時のスクランブラーだったジェベル200の後釜も探さないといけません。

今日もFGは、レクチが過熱することもなく、バッテリーの沸騰も見られません。

とても快調に熱風を切り裂いてくれています。でも、遅かれ早かれ対策した方が精神的にもよさそうです。

レクチの話は、別で書きます。お悩みの方は少々お待ち下さい。

 

リトルカブ・・・好きな人は好きなのね・・・でも、オイラには辛かった。

新ブロで不定期連載を決意した

 『阿呆ロートルのご乱心 HONDA Beat がやって来た!

のBeatを引取に行った際、リトルカブがあったことを同僚に教えたところ、『欲すぃ~いっ!』との雄叫びが。

もちろん単車仲間の個人所有のリトルカブですから、ショップ以上の仕上がりなのは保証付!気が変わらないうちにリトルカブも引き揚げました。

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ドラマチックなお届けの演出に、翌日の現場まで山越えを含んで120kmほど走って届けてやりました。もちろん即決。

このおかげで後々苦労することになるわけですが、喜んだ顔が見えて嬉しかったのも事実。へそくりをひねり出した同僚のためにも、自宅まで届けてやることにしたのが判断ミス。

非力ながらも快調な走行で無事に届けて、臨番を外し帰宅しながら悲劇は幕を開けました。

 この日の福岡市の気温は36度!

同僚宅から自宅まで直行のルートはなく、天神・大橋駅・博多駅まで出て乗換えるという出鱈目な遠回りです。当然運賃も『え"っ!?』という金額になります。

それでも、バスがすぐに来るなら良かったんですが、丁度視界から消え行くところ。次のバスは何と東区方面で、更なる遠回り・・・赤字路線は公共性無視で斬捨てる西鉄バスは、外環状線のルート策定もなく、こんな運賃2重取りの長距離バスの旅しか用意してません。

アルベール・カミュではありませんが、「太陽のせい」でオイラの思考はぶっ飛んでました。

「直線ルートの外環まで歩こう」

そうやって悲劇の幕は開きました。

単車で10分も掛からない距離は、後で確かめると6km超でしたが、思考回路が停止しているオイラには考える余裕もありません。10分ほど歩いて外環に出ましたが、バス停がないっ!

さらに5分ほど進んで辿り着いたバス停からは、行きたい方角への路線がない・・・

西鉄バスへの怒りが火に油を注ぎました。「国道交差点まで歩いてやる!」悲劇の第2幕です。

既に炎天下を30分ほど歩いたオイラは当然のように汗だくです。道沿いのスーパーで制汗フェイスタオルを購入し水分補給の上、バス停に向かったら、逆戻りするようなルートしかない・・・

眩暈がします。もうこうなったら意地です。歩き通してやるっ!!肩にはPC他の入ったバッグが喰い込みます。フルフェイスのヘルメットも、荷物で持つには重たいものです。

先日買ったばかりのスニーカーもまだ馴染んでません。

 

この死の行軍は1時間を超えて幕を下ろしました。

速攻でシャワーを浴び、その後はもちろん現場放棄。

完全に燃え尽きて灰になってしまった自分を見下ろす「幽体離脱」を味わいました。

翌日、同僚の嬉しそうな顔で救われましたが、「送ったのに」という言葉は、うつろに響いただけでした。

お"ぉ~っっ! 本物の頭蓋骨だぁ~っ! ※ 閲覧注意

朝一で現場を片付けて、午後から大荒れの予報だったんで、単車いぢりは断念。

久し振りに我が家の姫君と目的地を決めないでドライブに出掛けました。

だって、娘は試験中で来るなと言うもんだから仕方ない・・・

で、普段行かない方向へと車を走らせて、嘉麻峠から日田方向へと向かっていて、何気なく『遠賀川源流』の看板のある駐車場に入りました。

「源流まで約300m」の看板を見て、軽い気持ちで歩いていました。

「あと200m」・・・?ゆうに300mは歩いた気分でしたが、高低差は含んでないのかな? 戻るのも癪なんでそのまま歩いて遭遇しました。

遊歩道の直ぐ下に頭蓋骨がぁぁぁぁ~っっっ!!

折角なんで記念に持って帰りました。

 

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その道中、山手には大腿骨、その下の岩陰には骨盤や胸骨が・・・

大きさから言ってもまだ若い鹿のもののようで、野犬やイノシシにでも食べられたんだと思います。

姫が怖がってるんで、使い道を考えて思い付かなければオクに出してみようかと思います。需要があれば、知り合いで鹿撃ちやってる年寄りに分けてもらうようになるのかも・・・・