DIY塗装のために・・・①
愛娘が進学のために家を出て早3か月。
淋しさを紛わせるために単車ばかりいぢってます。
なんて殊勝な書くと、「よかおやぢやなぁ~」と勘違いされそうです。
受験生の前で、電気工具を駆使して、溶剤の匂いを漂わせるのはさすがにまずかったんで差し控えてたってのが真相かもしれません。
・・・というわけで、只今暴走中です。
MIG溶接機、スプレーガン、エアブラシ、ランダムサンダーと買い揃えてイメージトレーニングを繰り返していました。そこで、突然思い立ってやらかしてみました。
生贄はフェルのZO-3。日焼けして、ステッカー跡もくっきりと残る悲惨な黄色い象さん。ばらして塗っちゃいましょう!
手順は次の通り。
1.全てのパーツを外してボディとネックだけにバラします。
2.買って使ってないランダムサンダーで塗装を落とします。
ただし、目止めは面倒なのでサフ状態までしか剥きません。
3.下地は省略。一番無難な黒のアクリル缶スプレーで塗潰します。
4.しっかり乾燥させます。ホントは1週間程度は置いとくんですが、48時間でやっつけます。
5.こっちも買ったままのエアブラシとウレタンクリアのデビューです。
6.折角バフも付いてたんで研磨して完成。
取り敢えず一気に黒塗りまでやってみました。
予定ではこのまま48時間放置して、軽く目立てのサンディングしたらいよいよお楽しみのエアブラシによるウレタン塗装です。さぁ~どうなることやら・・・
ここで、ZO-3について・・・
さすがは「貼りトラ目」のフェルです。
鬼のような貼り合わせボディです。はっきり言えば『合板』そのものです。メープルだと思いたいけど不明の3~5mm厚の薄板を重ね張りしたボディは、バカにしてるとしか思えないほどのチープさです。鳴りなんて期待できるはずもありません。売り手のフェルにしたら、ギミックギターですからこれでいいんでしょうね。買う奴がバカなのか、割り切って買ってるからそんなの気にしないのか・・・どっちもどっちです。
実は、歴代6本のZO-3遣いです。ノーマルのZO-3は3本。芸達者(トレモロ・バイサウンド付)、デジZO-3、ZO-3ベースと飼い馴らし、現在もこの犠牲者になるノーマルと芸達者を飼っています。
持ってても使い物になるはずもなく、たまに指遊びとウケ狙いで持ち歩くだけのペットです。間違えてもメインのギターに選んではいけない「トイギター」です。