うーぱーでも、使いこなせれば無敵になれる? 手持ちの道具のご紹介
娘の進学で、「寂しさを紛らわせるため」と言い切って、へそくりを吐き出して、単車いぢりの道具をいろいろ揃えてみました。
基本的な機械工具は元々持ってましたが、塗装は大掛りになるため手を出さずにいた分、一気に増やしましたね。
最初はタミヤ模型のエアブラシキット。
バッテリーはすぐ使い切るからと、アダプタを使えば駆動時間は無制限ですが、モデル用なので大きいモノには不向きです。熱ダレして不安です。
次に、一体型スプレーガン。
これは単車には使えない。車のドアみたいな大きなものなら何とかなるかもしれないけど、バイクのような細かいディテールに使うのは「果物を剝くのに牛刀を使う」ようなものです。
そして、0.3mmノズル、3リットルタンクのエアブラシについては、前述参照。
・・・で、2psの15リットルタンクへと進んでいくわけです。
クオリティを上げるには、1mmノズルのガンとセパレーターの追加が必要ですが、それは追々・・・
以上が、塗装のための道具ですが、当然塗る前の手順も、塗装を維持するためのメンテもあるわけです。
前準備には、下地を作るための作業があります。
今まで『剥離剤』を多用していましたが、割高な印象とぐじゅぐじゅ浮いて来る剥離カスは拭えず、塗装が億劫になる理由でもありました。ウレタン2液のスプレーも2000円超えます。一日1000円の小遣いはタバコと昼飯で消えるサラリーマンには、おいそれと手が出ないという事情も察して下さい。
仕事柄電動工具は使えるので、薬品に頼らず下地を出すことが出来ることに気が付いた訳です。それが、ディスクグラインダとカップブラシの組合せです。
真鍮メッキブラシなら一気に錆取まで短時間に終わらせることが出来ます。ナイロンブラシは母材を傷めずに済みます。
仕上げの要素が増えれば力加減が難しくなります。そこでランダムサンダーというアイテムを追加したわけです。
回転数が調整できて、サンドペーパーからバフまで対応出来る優れものです。
下地の処理と、完成後の鏡面加工、ワックスがけまで出来ることになりました。
(そこまで、「する」か「しない」かは別の話です)
バラす前に掃除出来れば、手を汚さずに済みます。
そこでケルヒャーの高圧洗浄機を購入する理由が出来ました。
買って正解!意外にも使う水の量が少なく効率的に洗える様で、庭先ピットがベチャベチャになることは減りました。欲を言えば色んなノズルが付いた「ジャパネットたかた」で買った方がお得感が高かったかも。
『爆発ビード上げ』や、必死のポンプ押しで苦労するタイヤ交換も、ビード落としとコンプレッサーを購入したことで苦労する部分が減りました。
一番高額だったのが、MIG直流半自動溶接機。
元々20Aのアーク溶接機はあったんですが、ブレーカーがよく落ちるから使えなかったです。
他にも同僚をけしかけて購入させたモノが多くあります。
キーメーカー、カッティングプロッタ、フロントジャッキ、リアジャッキ、エンジンジャッキ、アルミラダーなどなど・・・・
失業したら、カスタムショップみたいなことが出来そうな位、インフラは充実してきました。