阿呆ロートルの独り遊び

ほとんどはDIYでカスタムしていった単車の備忘録です

久々のDIYカスねた。タンクの塗装。超~っ適当編!その場シノギさっ!

涼しくなって、時間を掛けて仕上げるまで、NZ250のタンクを使えるようにやっつけます。

仕上げはなし。ガソリンが垂れてもペイントが流れないだけの適当塗装ですが、きちんとやっても流れは一緒。パテ埋めや水磨ぎを省略しただけで、道具と手順位は参考になるかな・・・?

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<必要なもの>

電動工具 : グラインダ、エアブラシ、ランダムサンダー

塗料 : アクリル缶スプレー、ウレタンクリア

ケミカル : パーツクリーナー、ベンジン

その他 : マスキングテープ、デジタル秤、紙コップ、養生シート、キッチンペーパーなどと「決して妥協しない心」と「十分な時間」

 

<手順>

 

1.ウレタンの厚い塗装なので「剥離剤」はかったるいし高くついた上に、剥ぎ取った塗料が鬱陶しいので使いません。ナイロンカップブラシをグラインダーにセットして古い塗装を削ぎ落とし、表面の錆まで一気に落とします。かなり飛び散りますので養生シートで囲った方がいいでしょう。

2.今回は上部の焼けた塗装と、退色したデカールを剥いで、大半は残しました。全体的に「足付け」のために軽めにカップワイヤで残す部分も荒します。高圧洗浄機で水洗いして乾燥です。

3.ホントはここで母材のパテ修正をやるんですが今回はパス。

肉盛してサンディング。整形する工程があります。十分に硬化させる時間が必要になります。

4.下地ができたら、ホントはサフェーサーで塗装の乗りを良くします。今回は夏の間だけ持てばいいので、シルバーのラッカーで間に合わせます。最低でも24時間は乾燥させたいところですが、夏の太陽で2時間日光浴させただけでとっとと色塗りします。(・・・オィオィ・・・)

5.今回はアクリルの黒。垂れようがどうしようがお構いなしです。実際は3回に分けて吹いてますんで、垂れてませんけど・・・

6.出かけた間の6時間ほど午後の日差しにお任せして乾いたことにします。

ホントはここで修正を加えたり水砥ぎしたりするんですが、ランダムサンダーで軽く磨いて足つけて、粉塵を落としたら上塗り(・・・えっ!いきなり?)のクリアウレタンです。重量比10:1はきちんと量ってきれいなスプーンでぐるぐる混ぜます。吹き易いようにウレタンシンナーで少し薄めて、今回は100ccほど用意しました。

あとは、軒先にぶら下げたタンクに吹き付けていくだけ。

※ ここで一転にわかに掻き曇り、激しい夕立が・・・・・・・

  一旦混ぜてしまったウレタンは、保存できないため諦めて吹きました。

  ウレタンに湿気は厳禁だそうです。案の定曇りまくってます。

  さらに、0.3mmエアブラシに8ccカップじゃ、タンクを塗るには笑えるほど役不足でした。一気に塗ってしまえとエア圧を上げれば粉吹くし、低くすれば狭すぎる。

ま、きちんと仕上げる時にはグラデーション塗装するつもりで用意したブラシですから「マグロを捌くのにデザインカッターを使う」ようなもんです。かといって、一体型のスプレーガンは荒すぎて更に悲惨になったでしょう。

しっかり学習できました。

7.ウレタンの硬化を待ちます。

※ 更なる悲劇は、表面が大分固まったのをいいことに、ペットボトルに移したガソリンが気になって移そうとして起きました。こぼれたガソリンで表面にチリメン上のしわしわが出来ちゃいました。

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どうせ、涼しくなったらちゃんとやるから・・・言い訳はやめません。

 

肝心なことを忘れてました。

カッティングプロッターで切り出したSUZUKIの紋章を貼り忘れてました。

もういいや・・・秋までの辛抱さっ・・・・

硬化したウレタンにランダムサンダーを当てて、その上に貼り付けました。

 

 

言い訳ばっかりで良いワケがないっ!

 

 

早速、2馬力15リットルのコンプレッサーと、1.5mm250ccの重力式ガンを発注!

涼しくなったらリベンジすることを公言し、退路を断ちました。

 

ダメダメの見本ですが、同じ轍を踏まないように敢えて書き残します。