阿呆ロートルの独り遊び

ほとんどはDIYでカスタムしていった単車の備忘録です

うーぱーにも出来る ユーザー車検 ミニキャブ編②

ここから先はピットに入ります。

1.徐行進入でサイドスリップ、40km/hでパッシングするメーター試験、ローラー上でブレーキを踏むフットブレーキ試験とサイドブレーキ試験。底が抜けるほど、ワイヤが切れるほど力を掛ければ受かります。

2.悪夢の光軸試験

 すんなり通らないのがこの光軸。自信がなければ車検場近くのスタンドや町工場でやってもらった方が安心かも。3000円もあればサイドスリップと一緒に見てくれるところが殆どです。おいらは自分でやりますけどね。

ここは高いか低いではねられて、片方づつの結果が出るので合格した方に合わせれば現地で調整することにしてます。

3.排気試験

 少し前に出して、排気プローブをまふりゃ~に差し込んで少し待つだけ。ノーマルだったらまず大丈夫。ダメだったら、触媒劣化や燃調不良なので、当日の合格は諦めた方がいいです。まふりゃ~はオクやヤードで純正品を購入し自力で交換できますが、オイル上がり・下がりはシールとかバルブシート交換が必要になるし、キャブ車でなければ燃調を変えられる人は少ないでしょう。素直に工場送りです。

今回は問題なし。機械にシートを差し込み合格スタンプを自分で押します。

4.下回り検査

リフトに進み、乗ったままエンジンを切って指示される通りに操作します。

ハンドルを片側に目一杯切ってゆする(ブーツ切れ・ブッシュ劣化確認)→ブレーキを踏む(ガタツキ・締め込み不良確認)→カンカンと打診音が下から聞こえます。→まふりゃ~穴開きやオイル漏れも見られます→リフトが降ろされます。

ここで不具合の指摘を受けて一通り終わります。

 

今回の指摘事項は

①ウォッシャー液出ず(タンク空っぽ←入れとけよ!!)

②シートベルト警告不点灯(球切れとセンサースイッチ接触不良←バルブ交換とこねくり回しでその場しのぎ)

③光軸不良(よりによって両方!低かったんでその場で調整)

④積載表示なし(2階の整備振興会で購入)

 

事前にオイル切れトラブルで死に掛けたミニキャブです。その際油脂類・プラグは交換して軽メンテしていたのでなんとかなりました。

タイヤは坊主だからスタッドレスで受検。当然OKです。

2度目のラインで合格。新しい車検証と標示ステッカーを受取りました。

その場で貼り替えて終了~っ!