がんがれば、うーぱーにも出来る?GPX250RⅡ キャブ編②
昨晩バッテリーチャージして、仕事を早く切り上げてクランキングさせるつもりが、あっさり始動してしまいました。
予告してたにも拘らず、キャブはひとまず終了です。
それぢゃあまりにも無責任だと思うので、作業内容を忘れないように書留めましょう。
うちに来た時のGPXは、初爆あり。でもミスファイアとアイドリングできずの状態でした。
これは単純にコックの負圧を作れず、ガス欠だったことが最大の問題点。とにかく直結で燃料を流し込み、フロート室を満たして確信しました。
だったら、まずはノーマルに近い状況で確認するのが先決です。
ファンネル仕様だったため、エアクリの調達から。その間に2組のキャブを見比べて、どちらも標準と思われるPSやクリップで準備しておきます。
他の電装系やクラッチの修正、タンクの漏れを塞いで到着を待ちました。
リアフェンダーも不足していたので手配しました。
このフェンダーとエアクリの組み直しのために後輪を外し、空っぽになったところでまずはノーマルキャブを押し込みました。ジェットも掃除して負圧チューブもつなぎましたが、チョーク不良でエアがダダ入り。始動できませんでした。
再び後ろをバラすのも面倒だったので、柔軟性と遊びのあるエアクリ側にキャブを押し込み、その隙にマニ側のインシュレーターを外しました。勿論ワイヤ・チューブの類は外した上で横から抜きました。
組む時はかなり悩んだし、体力も使いました。
インシュレータをマニに固定し、エアクリ側のゴムインシュレータをバールで抑え込んだすきにキャブを押し込みエンジンと固定しました。あとはエアクリ側を傷つけないように潤滑剤代わりに少しだけ2stオイルを垂らしながらキャブにはめ込み、最後にスプリングバンドを定位置にずらせばちゃんと納まりました。
これが正しいとは思えませんが、とにかく一度回してみないと作業のモチベーションが上がりません。
コックはこのままでは燃料が流れません。ダイアフラムが動かなけりゃ頑なに口を閉じてる生真面目なヤシです。スプリングを反対側に移して、Oリングまで外せばそれなりにOFF-ON-RES切り替え出来るコックとして間に合わせられます。
ワイヤーの遊びは多目にして、とにかくエンジンがかかることを祈ります。始動できればブリッピングしながらアイドリングを決めて、ワイヤも縮めていきます。PSはアイドリングしないことには調整できないのでここではやりません。
・・・・つづく ・・・・のか?