阿呆ロートルの独り遊び

ほとんどはDIYでカスタムしていった単車の備忘録です

うーぱーにも出来るジェベル200カスタム HID編

ノーマルの暗さは定評のジェベルです。

この際HIDに換えちゃいましょう!

 

こちらも、ヤフオクお馴染みの単車用H4キセノンライトセット。

CBX125Fと2個セットで同梱対応してくれたショップでしたので実質2800円でした。

 

マルチ対応(H4、H4S、P7)なので、購入時はフランジ取付角度にちょっと悩みました。

現在は商品ページに画像入りで説明されたようですね。

また、Hi/Loの信号線の色もテスターで調べましたが、こちらも改善されています。

こういう改善や同梱対応などのちょっとしたことが嬉しかったりします。

次回もここで購入するでしょう。

 

さて、ジェベルはネイキッドタイプでパーツをカウルに納めることが出来ません。

窮屈なライトケースの中に押し込む工夫が必要になります。

Hi/Lo切替式のバーナーの場合、後にスペースが必要です。

ケースに押し込むコツは、バーナーの真後を空けて、出来るだけ外側にケーブルを整理することです。

HIDは電圧が高いため極力オリジナルのケーブルのまま加工しないことが大切になります。

そうすると、安定器やリレー、コネクタが邪魔になるのは已むを得ません。

おいらは、ライトケースの貫通用の開口を使ってふたすることが出来ました。

 

一般的な汎用HIDは「Lo固定式」「Hi/Lo切替式」の2通りがあります。

そして切替式の中にも2通りあります。

Lo固定のバーナーとは別にフィラメントをHi位置に持っているものと、「スライド式」と呼ばれる電磁石で発光体自体を上下させるものです。

気を付けたいのがHIDの光軸特性です。

ノーマルのライトしか使ったことがないので断言は出来ませんが、「HIDの照射範囲は横に細長い長方形」だということです。

「グレア」というはみ出し分のおかげで結構広範囲に明るさの恩恵を受けることが出来ます。

でも、HiもLoも上下方向の広がりが殆ど変化しないため、スライド切替式でそれほど効果がある印象は持てません。

それでも、パッシングでは明らかに上下するので、固定式よりはマシだと思います。

 

ジェベルの場合、ライトケース固定ボルトで上下を調整しますが、先に述べた理由のため、リングにある左右の調整ねじをいぢっても余り意味はないようです。

それでも、やっぱり夜間走行には助かるアイテムだと思います。

 

ジェベルはセル・キック併用なので、キックスタートすれば点灯失敗は起きないでしょう。

別にHIDだけのON-OFFスイッチを付けた方が安心だと思いますが、今回換装したHIDは点灯失敗でも再点灯してくれるようなので気にしなくてもいいのかな。

個人的には夜の山道の走行は、随分よく見えるようになったと満足しています。

 

 

※ 必要なもの

 

  HIDキット一式

  ドライバー(バッテリーから電源の取出しと、ライトケースを開け閉めする場合。)

  ボックスやメガネレンチ(ライトケースを外す場合。外さなくても取付可能です。)

  平ギボシ2個(Hi/Lo切替用。H4コネクタに差し込みます。)

  インシュロックと両面テープ(配線やバラストを固定するのに必要です)

  はさみかカッター、ニッパー(雨・グレア防止のゴムブーツとインシュロックの余分を切る時に必要です。)

 

※ 作業時間

 

  約1時間で大丈夫でしょう。