うーぱーにも出来るVTカスタム フロントホイール編
「切れ込むからVTだじぇいっ!!」というストイックな突っ込み隊長はGT501Fでがんばって下さい。
今回のドナーも同じく、MC14 CBR250F Hurrycane。
でも、結構前から逝ってるドナーが多いので、見かけたらすぐ捕獲しておきましょう。
こっちは少々手間がかかります。
1.FHの場合
何にも考える必要はありません。「ポン付け」です。
フェンダーとの隙間が少し狭くなりますが、当たる訳ではないので気にせず使えます。
2.FGの場合
インボードのおかげでホイルを外すまでが手間ですが、オーナーはお約束なので苦になることもないでしょう。
ホイルを外して気が付くのは、アクスルシャフトが片側からのねじ込み式だということ。
アウターローターのホイルはクイックチェンジ出来るようにシャフトは固定されています。(もちろん分解も出来ます)
これらの事情から、フロントフォークごとごっそり換えるのが楽です。
クリップがかかってますのでなくさない様に外してハンドルを抜きます。車体を保護すればレバーもワイヤーも付けたまま出来ます。
あ、キャリパー換えるからブレーキ周りは先に外した方が楽かな。
で、フォークを抜きます。この時にメーターケーブルも換えておくと後が楽です。
おもむろにMC14のフォークを入れましょう。
ハンドルを挿して、クリップをはめると考える必要なく突き出し位置にフォークが下ります。
ハンドルとトップブリッジを仮決めし、アンダーブリッジと合わせながら固定します。
あとは普通にホイルを組んでキャリパー、メーターをセットします。
フェンダー、カラーはどっちを使ってもOKです。特に加工せずに装着可能です。
後は、ハンドル周りを組上げて、異常がなければ完成です。
MC14のインナーチューブが短いという記述もありますが、普通に組むことで前後17インチのディメンションが自然になるようです。
メーター誤差も感じませんし、乗車姿勢、走行フィールに違和感はありません。
何より、選べない16インチの呪縛から開放されるメリットは強大です。RydeenもBATTLAXも選べるんだじょ~っ!!
※ 必要なもの
MC14用フロント周り一式(フォーク、ホイル、ロータ、キャリパー、メーターケーブル必須)
10~22mmのメガネレンチ(VT側のホイル外しできるもの)
あればパーツクリーナ、ベアリンググリスなどのメンテ用ケミカル
※ 作業時間
約2時間で大丈夫でしょう。