愛機公開っ! VT250FG(MC15)改
鹿児島ののどかな山間から発掘して来ました。
既に手術完了後の画像です。
足回りがMC14の前後に変更されています。
目的は、当時流行のF16/R18という、今となってはタイヤがないという困ったことに対応することと、メンテが楽になるようにインボードのシングルからむき出しダブルディスクにすることです。
FH以降ならクイックリリースシャフトに元々2枚ディスクですからそのままポン付け出来ます。
MC08系、FG系はインボードなのでフォークから変更が必要です。
ステム加工は必要ありません。ごっそり移植しましょう。
FG以前のものはメーターケーブルの形状が違うので、ここも交換が必要です。
後ろは無加工で交換可能です。
前後17インチになったからといって、劇的に何か変わるわけではありません。
街乗りからツーリングメインであれば、余りの自然さに拍子抜けするレベルです。
峠でも全く以って自然。極稀に味わう「16インチの切れ込み」に対するプレッシャーから開放されることで峠も楽しくなれるでしょう。
VTでサーキットはあまり走ったことがないためコメできるほどでもありませんが、「そういうもの」と理解して走らせれば、身構える必要のないパッケージだと思います。
むしろ、サスペンションの消耗部(オイルシールやフルード)をリフレッシュする方がはるかに違いを体感できます。
VT250Zは同じフレームで前後17インチですから、開発側にもアリだったと思います。
入手時はタイヤの製造ロットから、87年の長期保存車だと推察できました。ワンオーナー5300kmの無事故車。
備忘録に手を加えたところはおいおいアップして行きます。
VT乗りでリフレッシュや流用カスタムに興味あればご愛読下さい。